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日本の「槍、槍術パフォーマンス」動画への海外の反応

 今回の記事は、

日本の「槍、槍術パフォーマンス」動画への海外の反応です。




 それでは、動画と海外の反応を観ていきましょう↓




Japanese Spear Fighting: Sojutsu






 以下 海外の反応↓
※海外の反応コメントは、あくまでも動画への各個人の見解であり
その国を代表する意見では有りません。
なお、各国名に付いている色は、性別を表現してますが、
あくまでも便宜上の表現で正確でない場合もあります。




アメリカ
槍が、かなり効果的だということには、同意するし理解する。
しかし侍は、バックアップ用に刀を使用しただろ?
彼らは太刀や刀を使用しただろう?
自分は、日本の武術を修練しているんだが
この動画(の内容)は、かなり異なってるよ。

アメリカ
↑私は、先のコメントについて謝罪します。
先に、冒頭のシーンを観るべきでした。

ルーマニア
ヨーロッパで主に使用されたパイク(歩兵用長槍)の動画も
作ってよ。
あれもかなり面白いよ。
パイク wikipedia

カナダ
コレってとても上手く出来た振り付けで儀式的なモノに見えるね。
それでも驚くほど効果的にも見えるけどね。
正しい方法でなく、ただ演じてるようでも有るが。
とはいえ、単なる演劇やデモンストレーションよりは、ナイスな映像だ。
幾つかの技法が込められてると推測するよ。

ブルガリア
こんな馬鹿げた方法が、実際に通用するとは思えないよ。
デモンストレーションとして観るのは、悪くないけど
スロー過ぎるよ。
まだチャンバラスタイルの方がマシかな:D
より素早いからそっちの方が好きだな。

アメリカ
0:21は?????????

イギリス
日本の美しいストーリーだったわ。
ところで伊達政宗公の鎧っぽいて思ったんだけど。

アメリカ
自分は、NINJAに成りたかったけど
もう存在しないんだよね。
悲しい。
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スイス
彼らが、槍を合わせた時の「カン、キン」といったノイズが好きだ。
小さな拍子木の音を連想したよ。
良い動画だったよ。

不明
自分では、4:22に有るような
槍を使ったトリックは、今だに出来ないよ。
まるでどう扱うのか、わからないな。
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アメリカ
槍は、映像の中でも尻叩きのように扱われるが
近代以前の全ての戦場において最も使用される武器だった。
巧い槍使用者は、一人の素晴らしい戦士でも有ったんだ。

香港
コレは、実際ホントに良い動画だった。
大抵の場合、人々は、刀についてばかり語る傾向が有る。
しかし槍こそが侍が、一番に戦場で使用したものなんだ。
槍は、一般的に過小評価されがちだよ。
(侍達は)皆、適切な槍の操法を実際に学んできたんだ。
その全てを知ることは、容易なことではないよ。

アメリカ
槍のファンになったよ。
この動画と君のリストをお気に入りにしたよ。

オーストラリア
クールだ!
槍が侍にとって重要なモノだって知らなかったよ!
有難う。

アメリカ
ナイスで為になる動画だったよ!





...コメントを読んでて思ったのは

何だか動画そのものと関係の無い話が多いなぁと。

...なのでなるべくポジティブなコメントを拾うようにしました。


 動画には、タイトルの「槍術」という事に関して

かなり日本からの批判が有りました。

もうすでにスパム並みに沢山有ったので

もうこれ以上の元動画への突撃は、しないようお願い致します。

動画主様自身は、「お祭り」「フェスティバル」の動画だということも

動画説明でされており

また「フェスティバル」で撮影された動画だということにも

コメントで言及されてます
が、

そのへんを読まずにコメントされてる日本の方も多いようでした。

 ただ、「槍術」というかなりマイナーな分野でしたので

コメントされてる外国人の方の多くは、

「日本武術」に関してそれなりに知識が有る人が多いように感じました。

そのため「演武」と「パフォーマンス」の違いに関しては、

かなり理解された上で動画を観ているという印象を受けました。

せっかく色々な日本文化を紹介されてる動画主様が

動画制作されるモチベーション下がってしまうのも悲しいことなので。

以前に同じ動画主様の動画で紹介させて頂いた記事↓

琵琶の演奏(平家物語 壇ノ浦)を観た海外の人々の反応


 まぁ「槍術」というには、

確かにやや語弊が有りそうな動画だったかもしれません。

いわゆる人に見せるための「パフォーマンス」と武道の「演武」とは

似ているようで別物...だとは、思います。

ただ、色々な流派・技法が有るので

同時に一概に「コレが正しい、間違えてる」とは言えない

...部分も有るとは、思います。


「槍術の演武」動画の方は、<オマケ>パート↓に載せておきました。


<オマケ>

Saburi Ryu Soujutsu





Kukishin ryu Yari




オマケの動画の槍術の演武は、本格的で

本来の槍の使用方法が、上手く表現されてますね。

表演されてる先生方には、遠く及びません

...実は、槍術も手習い程度にやったことが有るんですが

槍の扱いというのは、

いわゆる一般的なイメージと実際の動きには、かなり差が有る様に思われます。

大体「槍」は、「突くモノ」としてイメージされがちですが

「突く」というのは、攻撃においては、速度面でかなり有利で有るとはいえ

同時に外せば一気に形成が不利になる可能性が高くなります。

そのため「突く」動作には、かなり工夫が要求されます。

構えにおいては、相手に「槍の長さ」や「仕掛けるタイミング」

感じさせないための戦略が要求される技術でも有り

流派によっては、前手の持つ部分を筒状の覆いを被せて

「突く速度」を上げたりすることも有ります。

また「突く」のも「単純に真っ直ぐ突く」だけでなく

剣道の巻技に近い技法で相手の武器を巻込みつつ

切っ先もまた回転させつつ突いて攻撃部位を広げるなどの技法も有ります。

尤も具足を付けた相手となると攻撃部位が変化するので

より小さなポイントに的を絞る攻撃が優先される形にはなりますが...

 また古い文献(雑兵物語など)では戦場に於いては「叩く」ことが優先された

という記述なども有りそれに影響された漫画などもしばしば目にし

まるで「槍」は叩くのが、本来正しいかのように解釈されることも有ります

コレは、戦場での集団戦法を前提とした話で有り

槍を扱う集団の大多数の者が必ずしも熟練していない場合は、

集団で槍を叩きつけて足止めする間

熟練者が突くもしくは、別の集団による槍衾で止めを刺す

...ということを想定した話なのではないかな!?と思います。

...またオマケの話の方が長くなってしまってスミマセンm(_ _)m


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コメント

-

勉強になるなぁ。

なんで日本には戟が普及しなかったんだろう。
槍に取って代わられた槍より古い武器なんじゃなかったっけ?
江戸時代は剣豪ばかり名があがるけど確かに戦国時代で有名な武士って槍使いばっかりだよね。

 

戟は何かに引っかかったら一気に不利になるだろうし、
使いづらいんじゃない?

  

槍って言うと尻軽のイメージがあるよね

-

↑ツッコミ待ちか...
釣られは、せんぞ......

  

薙刀とはまた違うのか?

そのへんは外人より知識ない自信があるわ

-

戟までは行かないかもしれんけど、十文字槍とかは戈とかそっち方面への進化っぽいよね。
引っ掛けたりできるし。

名無し

雑兵の長槍と武将の槍とでは用途が違うから
重くて長い槍なら練度が低くても叩きつける事は簡単。
武将は乱取りで自力で首印を挙げる為に槍術を学んだ。

 

なんか侍って源平、南北朝辺りだと弓と刀
戦国時代は弓(鉄砲)と槍が戦場ではメインというイメージがあるな
海外だとカタナのイメージ強いみたいだけど

-

日本の槍術は刀を左に差していることから左構えなんだよね。

-

>ブルガリア
>こんな馬鹿げた方法が、実際に通用するとは思えないよ。

演武なんだからこれでいいんだよww
江戸時代以降は儀式の意味合いの方が強い

ぬるぽ

戟(ほこ)は隊列を組んで払いながら進むのに不適切だからだよ。合戦では槍が隊列を組んで突いたり払ったり、叩いたりしながら敵の最前列を突き崩して陣形を崩した方が負けだった。なので自由に動かせるシンプルな作りの槍には理由がある。

黒猫

演舞ですらないな
武道の動きじゃないしさほど訓練された動きでもない
パフォーマンスってのがぴったり

集団戦で叩くのが主流だったのは突くのに比べて確実に動き潰せるからってのもある
突いても腕や足じゃ止まらないこともあるけど上から思いっきり殴られたらどこ打たれても動き止る
払うのは横が邪魔になって無理なんで集団の用法としては無い

槍衾として使うときは石突を地面につけるのが普通
両手で持ってるだけじゃ一人分の重量すら支えられない


戟や十字槍は集団用の武器じゃないよ
密集してるとこで突起あるとそこかしこに引っかかりまくる上隣の兵も危ない
加えて製造の面倒さが単純な槍に比べてかなり大きい
そのコスト他に回したほうがずっといいってことになる

加えて槍に比べて扱いがかなり難しい

名無しさん

詳しく分からんけど、山や森が多かったし
どこでも無難に対応できるシンプルな武器が良かったってことね。
てか、このサイト武術系サイトにすればいいじゃない。
アニメゲーム漫画なんてどこも似たり寄ったりでマンネリしてる。
すいません勝手な意見ですスルーしてください。

-

矛・薙刀・長巻・槍・銃剣
それぞれ形は似ているけど、時代も用途も違うからね。
長い棒の先に刃物を付ける発想は石器時代からあった訳だけど、
現代でも銃剣として、歩兵銃の装備でグレネードと併用されているのは凄いよな。

   

>>薙刀とはまた違うのか?

薙刀って女の人の武器じゃないの?

-

>薙刀って女の人の武器じゃないの?

女性専用ではなくて
女性でも扱いやすい武器ってこと。
弁慶も持ってるし。

-

比較的にわかりやすいとはいえ
外国の方に正宗の甲冑がわかるなんて凄いね

ちなみにマー君の甲冑はダースベーダーの鎧のモデルにもなってる
これ豆な。

-

薙刀は元々普通に使われてた武器よ
南北朝くらいまでは

雑兵による集団戦が主流になると味方が邪魔で最大の利点である払いが使えない上に
味方殺しになっちゃうんで戦場からは姿を消すけど

名無しさん

槍術なら天真正伝香取神道流の中にあるものが分りやすい気がします。
兵法三大源流の一つで多くの武芸が伝えられていますが、ここの創設者は槍の名手だったそうですので。

 

動画サイトにコメする日本人の中には、ジョークも要スルーの皮肉も解さないし、空気も読めずにキャンキャン噛み付く人が結構いるね。

すごくコミュ障っぽいやつで、韓国人の成り済まし(日本人sage目的の)とも違うんだよね。

そういうのは中二病ぽい書き込みや鬱憤バラシっぽいのが多いから、単に声の大きいだけの一部のガキなのかな。

-

背後のミスドが気になる

 

>槍って言うと尻軽のイメージがあるよね

両刀使いかよ

-

似て非なる杖術もおすすめ。こっちはもっとマイナーか?
長さもほどほどでどこでも持てるせいか変幻自在の動きがけっこうあるのよ。

黒猫

杖術かっこいいよね
槍みたいに穂先にこだわらないし、刃の部分が無いから長短自在で動きもより多彩でさ
短槍はちょっと近いかも

-

いつの時代も、刀はあくまで平時の武器なんだよね。
あとは屋内戦や護身用の武器に過ぎない。

戦場の武器といえば、戦国時代は槍で、それ以前なら薙刀。
更に言えば、一番重要なのは結局のところ飛び道具である弓。

-

刀が平時の武器とかとんでもない事言いだすね。槍と刀はどちらも戦場では重要な武器だよ。両者はその役割が全く違う。どちらかが上とかどちらかがメインとかじゃなく同時に両方が別々の場面で用いられる。
たとえば戦国時代、代表的な戦「天下分け目の戦い」っていったら何が思い浮かぶかな?
人によって色々あるとはいえ大半の人は関ヶ原の合戦を思い浮かべるよね?この戦の詳細がわかる資料として名高いものが関ヶ原合戦図屏風。
この資料にあたってみて気が付くのは「槍は守る側の最前では多用されるが攻める側の最前はほとんど使わない」ということ。

つづく

-

つづき

たとえば東軍が西軍陣所深く強襲している場面では槍なんか誰も使っていない。勢いに乗って攻めのぼる大集団はみな刀で戦っている。

・槍は防御および牽制のための武器。槍を構えて並ぶ集団がいるというだけで敵は嫌がり彼らの前には攻め込みたがらない。ただし回避されてしまえば誰もこ.ろ.すことが出来ない。また一旦敵に浸透されてしまえばなし崩し的にやられていってしまう。そういう意味では鈍重で弱いという一面がある。
刀は攻撃および直接さっ傷するための武器。
彼らは機動性があり、乱戦に強く、浸透作戦には必須の戦力。
実際に敵の命を奪うのは彼らの役目だが彼らを安全に敵の目の前に送り届けるには槍鉄砲弓などの支援が必須。彼ら単体では敵の中に突入する前に多くの犠牲を払わなければならなくなる。

そんなわけで、平時どころか戦況を決定づける最重要場面に刀は常に存在する。

-

>薙刀とはまた違うのか?

薙刀の刀身は片刃の曲刀。槍の刀身は両刃の真っ直ぐな直剣。
薙刀の柄の断面は楕円形。槍の柄の断面は円形。
なぜ薙刀の柄の断面が楕円かというと、薙刀は片刃である為、
刃が現在どちらの方向を向いているのか把握して居ないとならず、
楕円にしていた方が、手元の感覚で刃の向いている方向が分かる為。

薙刀は槍より切断力に優れているけれど、刃が片方にしか付いてないので、
攻撃が外れたら、刃を相手の方にもう一度向け直して斬りつけなくては
ならない。そうしないと、刃の反対側で「みね打ち」する事になる。
この、刃を向け直す一瞬の動作が、実戦で隙となって命取りになる場合も。
特に集団戦ではそう。

槍は薙刀ほどの切断力はないけれど、刃が左右両方い付いていて、
攻撃を外しても、逆方向に振り戻すだけで相手を切る事ができる。
「みね」がないので、「みね打ち」にならず、切る事が出来る。

刺突能力に関しては、薙刀も槍も大差ないのかな?
でも、薙刀の方が切っ先が反っているので、槍より用法が難しいかも?

 

>刃を向け直す一瞬の動作が、実戦で隙となって命取りになる場合

古流やるとわかるけど実は刃を返す動きって弱点じゃないよ
むしろ刃を返すことでより安全に攻撃できる(いわゆる返し技応じ技を食らいにくくなる)
ただ単に左右に振るより刃を返しながらのほうが相手にとっては厳しい斬撃になる
不思議でしょ?
刃を返す動作を行う際の体さばきによって相手に対して自分の体が常に刀の嶺側の後ろに隠れる形になるせいで敵から遠くなる(実際の距離と言うより間合いが遠くなる)
これは薙刀だけじゃなくて剣術の刃を返す動作でも同様に発生する不思議な効果。
手でくるくる返すだけだとおっしゃる通りただの無駄な動きになっちゃうんだけどね。

 

>でも、薙刀の方が切っ先が反っているので、槍より用法が難しいかも?

薙刀の刃先の反り具合は身分(技術レベル)によって変っている。
徒士用は大きく反り、武士用は日本刀とほとんど変わらない形状をしていた。(もちろん日本刀よりは先反りになっている)

鎌倉時代が一番顕著だったことだけど、薙刀は主に徒士が扱う武器だった。
この時代の徒士はそれなりに武士同様に訓練にいそしんではいたけどそれでも騎乗して戦う武士に求められる最低限度の練度は求められてなかった。
そんな彼らの使う薙刀は刃先が太く大きく反り返った薙刀を用いた。
この薙刀はほとんど刺突には使えない。突いた場合は刺さるのではなく切れる。そのかわり先が重いし頑丈で適当に叩きつけても威力が大きくひっかけたり押しこんだりして落馬させるなど、歩兵である徒士には都合がいい。
また鎌倉時代は武士は騎乗して戦うので弓との関係で白兵戦武器は刀がメインだったけど、それでも武士用の薙刀も作られている。
こちらはほとんど日本刀が長い柄の先についているだけなので突けばちゃんと刺さる。

-

『単刀法選』「単刀説」
器、名は単刀。
双手を以て一刀を用いるなり。
その技は倭奴の擅自とするところ。
鍛錬して精なり堅なり。
制度は軽利にして、柄・鞘等の物、各々法の如し。
他方の刀の並ぶべきにあらざるなり。
かつ善く磨整し、光耀目を射ては、人をして心寒からしむ。
その用いる法は、左右に跳躍し、奇詐詭秘、人よく測るなし。
ゆえに長技も毎々、常に刀に敗る。

名無し

槍衾でトドメをさす、という表現はどうもしっくりこないかな。
それと管理人、

>ただ、色々な流派・技法が有るので

同時に一概に「コレが正しい、間違えてる」とは言えない

...部分も有るとは、思います。

と仰いますが、槍の個人戦で叩く動作は主ではないという記述の意図では、叩きつける動作と斬りつけるような動作は区別してるのですかね。門外漢ですが、よく言われることなので率直に疑問を感じました。
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syokoku77

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